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  軍需産業から宇宙開発事業、工業製品、電化製品に至るまで、幅広い分野で皆様の生活に役立つ商品をご提供させて頂く
アナハイム・エレクトロニクス社(ANAHEIM ELECTRONICS,Inc.)の開発部へようこそ。
 
 
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History Of ANAHEIM ELECTRONICS,Inc.

U.C.0079-80

 そもそも当社は一年戦争当時から、政・財界における発言力の大きさ故にジオン公国軍も接収を控えた、といわれているほどの大企業であり、家電製品から宇宙戦艦まで生産する一大コングロマリット企業でした。

 一年戦争は短期間の戦争ながら兵器類の損傷率が著しく高く、特に連邦軍側は開戦直後に宇宙艦隊を始めとして多数の戦力を喪失していました。
 そのため当社においても連邦軍から多数の軍需物資の受注を受けて、連邦軍の再構築に大きく貢献したと自負しております。戦争後期以降にモビルスーツ(以下MS)が登場してからは主力であるRGM-79のライセンス生産を中心に請負い、MS多数を納品しております。

 一年戦争終結後、連邦軍が規模を縮小させていく一方で、生産ラインは徐々に民間企業に委託されていくことになっていきます。
 戦後には受注を受けていた当社を始めとする民間企業側もノウハウを身に付けており、特に当社は同時期にジオニック社を始めとする公国軍系の軍需企業などを多数吸収・合併を行っていたこともあって技術力が評価され、各OSやセンサー類、駆動系パーツが正式採用されていくと共に、地球連邦最大のMS生産・開発メーカーとして躍進することになったのです。




U.C.0080-83

 一年戦争が終結すると、ジオン公国は『ジオン共和国』として一応の自治権を獲得することになりましたが、MSの登場という恐怖に苛まれた連邦軍の強い意向によって、同国は兵器の独自開発が全面禁止されることになりました。同時にジオン公国が保有していたジオニック社やツィマッド社などの国営軍需企業も解体が宣言され、同社は当社を始めとする各連邦側企業に吸収・合併されることになりました。
 当社はジオニック社、ツィマッド社の本社、並びに開発担当の中核部門を合併することにより、改めてMS開発を自前で行なえるほどの技術力を蓄積しています。
 なお、同時期に実施されたジオニック社との合併に当たって、旧来のキャリフォルニア州アナハイムに本社機能があることは地球-月規模に拡大した当社の運営上問題が発生すると考えられたため、月のフォン・ブラウン市に本社機能を逐次移転させております。0083年時点においては、まだ本社は地球側にあります。

 そして一年戦争での兵器類の供給実績、フレキシブルな技術力が連邦軍内でも認められ、ついに0083年には新型主力MSを受注されるまで成長することになります。
 この新型主力MS開発計画、通称「ガンダム開発計画」に関しては、とある障害が発生したために当社の高い技術力は評価されたものの、その後は連邦軍独自のMS開発計画が優先されることなって、当社はパーツ類の供給とOEM生産、艦艇類などの受注を続けることになりました。




U.C.0083-87

 当社が新型主力MSの開発から外れること余年。
 最新鋭の技術開発の場から遠ざかり、連邦軍が主導するMS開発のパーツ供給・OEM生産だけでは今後の開発競争に生き残れないと当社も判断し、一つの決断を致します。
 それは自社の開発力だけで次世代MSを開発・運用しようという野心的な計画でした。後に「Zプロジェクト」として昇華されることになる次世代(第二世代)主力MS開発計画です。

 「Zプロジェクト」に関しては別項を立てて解説するために本項では詳細には述べませんが、新型で軽量・高強度の装甲、360度の全天周モニター、ムーバブルフレーム技術の導入によって多角的な戦術対応、汎用性に富んだ機体を開発することに成功します。特に「Zプロジェクト」の集大成として登場したMSZ-006が実戦で示した戦術的有効性(大気圏投入時の戦闘ですら可能)は他MSの追随を許さないほどで、当社の推進した第二世代型MS、とりわけ「Zプロジェクト」で目指したTMS(Transformable Mobile Suit、可変MS)開発計画は成功したといっても過言ではないでしょう。

 当社が開発を推し進めた第二世代型MSの技術は、当社が連邦軍特殊部隊ティターンズに対して提供したRMS-108によって連邦軍にも有効性を示し、全てのMSがこの時期に更新されることになります。当社メラニー・ヒュー・カーバイン会長の英断によって、あまねく企業が最新鋭の技術に触れることになり、技術革新が進展したことは当社としても喜ばしいことです。
 当社も第二世代機の開発成功に甘んじることなく、さらに「Zプロジェクト」の昇華と超越のために邁進することになっていくのでした。




U.C.0088-93

 一早く戦場に投入可能で、かつ様々な戦術上の要求にも柔軟に対応できるTMSの登場は当社開発MSの地位を飛躍的に向上させ、カラバに供給していたMSZ-006A1を始めとした当社開発MSは、連邦軍の正規部隊用にも受注されるようになっていきます。
 またエゥーゴからの「MSZ-006以上の強力な火力を搭載可能なTMSの開発」という要望を受けてMSZ-010の開発に成功するなど、TMSの全盛期を迎えることになりました。

 しかしこの一方で、高性能ではあるものの量産機とすれば余りに高価格・複雑化、そして巨大化が加速し、一般部隊にまでTMSを配備することは連邦軍の予算上、困難となっていきます。そこでTMSほどの高性能・汎用性は見込めないものの、より廉価で堅実な量産型MSの開発に着手することになり、ついには当社開発によるRGM-89が連邦軍主力MSとして初めて正規採用されるに至ります。

 また忘れていけないのが、これまでのMS開発の実績と最新技術の開発力を見込まれて、RX-93の開発・生産が当社にほぼ一任された点です。RXシリーズは従来、連邦軍にほぼ独占された形で開発されており、また開発される場合には同時代の主力機動兵器に当てられる重要なナンバーです。
 当社の開発したRX-93にも最新鋭の技術が惜しげも無く投入され、連邦軍MSとしては初めてサイコミュを搭載して機体制御をアムロ・レイ大尉専用に調節し、またサイコミュ兵器としてフィン・フォンネルを搭載して高次元の機体開発に成功しました。